２０２４年春、岡山県内で開催される全国植樹祭に向けて、要人警護などの強化を図ろうと、岡山県警は警備部に警衛対策課を新たに設置し、１６日、発足式が行われました。

発足式には、檜垣重臣本部長や、警備部警衛対策課に所属する職員など約５０人が出席しました。

２４年春に県内で開催される全国植樹祭では、天皇・皇后両陛下のご臨席も予定されています。警衛対策課には約３０人が配置され、要人警護などの警備対策の強化を図ります。

式では檜垣本部長が、「去年（２０２２年）、安倍元総理が銃撃されるなど、警衛の空白が課題となっている。一丸となって業務にあたってほしい」と訓示しました。

（岡山県警警備部警衛対策課　植野幸治課長）
「天皇皇后両陛下のご臨席が予測されるので、それに伴うしっかりした警備計画を立てていき、県民のみなさんが安心してお迎えできるように万全を期していく」

岡山県警に警衛警備に対応する課が新設されるのは、岡山国体に向けて設置された「国体対策課」以来、約２１年ぶりです。