バレーボールのＶ１女子、ここまで１１位の岡山シーガルズが３月１８日と１９日、今シーズン最後のホーム２連戦に挑みました。

（上岡元記者）
「今シーズンも残り３試合。岡山シーガルズにとって入替戦回避のためにも負けられない１戦が続きます」

１０位のチームとの勝利数の差は１。今季最後のホーム２連戦の初戦は７位のトヨタ車体との一戦です。この試合河本監督も「自分の成長を感じ駆け引きに自信をつかみかけている」と話すセッター宇賀神がセンターを軸とした素晴らしいトス回しを見せます。

第１セットを取り、迎えた第２セット。ミドルブロッカー８番及川の移動攻撃を連続で使えば…９番アウトサイドヒッター高柳を使うなど、９メートルのコート全体を使ったトス回しで５連続ポイントを奪い試合の主導権を握ります。

さらにシーガルズは得意の粘りのプレーも連発。本来のプレーでトヨタ車体を引き離すと最後まで流れを渡さずセットカウント３対０のストレートで勝利しました。

（河本昭義監督）
「気持ちの充実している選手を使ってみたが、それが、凡ミスが少なくなり、大事な場面での良いつなぎになったことがトヨタ車体の焦りを生んだ」

１９日のホーム最終戦は敗れたシーガルズ。最終戦を残し１１位となっています。