2023.03.30
続々と開発される「自治体の防災ゲーム」 地震発生~避難生活をストーリー化【備えのツボ 岡山・香川】
備えの基本を押さえて防災力アップを目指す「備えのツボ」です。今回は、楽しみながら防災を学べるゲームを紹介します。
(防災士新田俊介)
「春休みも中盤、家族で過ごす時間も多いと思います。その時間を少し、防災の学びに使ってみてはいかがでしょうか」 2022年、岡山県が行った防災に関する県民調査。回答した1411人のうち、約2割は、「災害に対する備えを特にしていない」と答えました。 その理由のトップは、「自分が住む地域には災害はあまり起こらないと思っているから」、次いで、「何をすればよいのか分からないから」でした。 備えの取り組みの間口を広げようと、近年、自治体による防災ゲームの開発が相次いでいます。 例えば、徳島県の「e-防災ゲーム」は、主人公を操り、地震発生から避難所生活までを乗り越えるストーリーです。子供から大人まで、3つの難易度が設定されています。 また、倉敷市消防局の「脱出ゲーム・マンション火災から避難せよ」は、初期消火や119番通報を疑似体験することができるもので、消防士自ら開発しました。 このほか、国や自治体が開発したカードゲームやすごろくなどの中には、インターネットからダウンロードできるものもあります。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 防災に関心を持つきっかけは何でもOK。春休みのこの機会に、ゲームを使って家族で楽しく学んでみてはいかがでしょうか。
(防災士新田俊介)
「春休みも中盤、家族で過ごす時間も多いと思います。その時間を少し、防災の学びに使ってみてはいかがでしょうか」 2022年、岡山県が行った防災に関する県民調査。回答した1411人のうち、約2割は、「災害に対する備えを特にしていない」と答えました。 その理由のトップは、「自分が住む地域には災害はあまり起こらないと思っているから」、次いで、「何をすればよいのか分からないから」でした。 備えの取り組みの間口を広げようと、近年、自治体による防災ゲームの開発が相次いでいます。 例えば、徳島県の「e-防災ゲーム」は、主人公を操り、地震発生から避難所生活までを乗り越えるストーリーです。子供から大人まで、3つの難易度が設定されています。 また、倉敷市消防局の「脱出ゲーム・マンション火災から避難せよ」は、初期消火や119番通報を疑似体験することができるもので、消防士自ら開発しました。 このほか、国や自治体が開発したカードゲームやすごろくなどの中には、インターネットからダウンロードできるものもあります。
そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。 防災に関心を持つきっかけは何でもOK。春休みのこの機会に、ゲームを使って家族で楽しく学んでみてはいかがでしょうか。