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2023.04.10

最後は“苦しんだエース”が決めた! 岡山シーガルズ入れ替え戦に2連勝 V1残留を決める【岡山】

バレーボールV1女子、2022-23シーズンを11位で終えた岡山シーガルズが、4月8・9日、V2との入れ替え戦に臨みました。

(川上悠助記者)
「新潟県長岡市で行われている入れ替え戦、V1残留をかけた最後の戦いが間もなく始まります」

V2女子で2位の群馬銀行との入れ替え戦。アリーナには、岡山から駆けつけたファンらが列を作りました。

(岡山からのファン)「絶対勝てると思うので 最後に祝うために来た」
(横浜からのファン)「第1戦で勝ったがきょうもしっかりシーガルズらしいバレーをつらぬいて、勝ちを手にしてほしい」

8日の第1戦をストレートで勝利したシーガルズは、9日の試合で1セット奪えばV1残留が決まります。しかし第1セットは群馬銀行に主導権を握られます。188センチの長身、ハンタヴァの強烈なスパイクなどで連続失点しこのセットを落とします。

それでも第2セット、シーガルズは落ち着きを取り戻します。安定したレシーブから、レフトの9番・高柳、7番・タナッチャのバックアタック、26番・長瀬の移動攻撃などで怒涛の9連続ポイント。シーガルズがセットを取り返します。

さらに第3セットも奪って逆転に成功したシーガルズ。第4セットは両チーム譲らず接戦となりますが、最後は金田。今シーズン不調に苦しんだエースが決めてゲームセット。シーガルズが入れ替え戦を2連勝で飾り、来シーズンのV1残留を決めました。

(川島亜依美主将)
「遠方にもたくさんの人が応援に来てくれて、戦っていて心強かったし、皆さんの期待に応えられるようなチームになれるように頑張っていきたい」

(金田修佳選手)
「プレッシャーがある中で 2戦勝ち切れてうれしい」

(河本昭義監督)
「今年は試練の年で、これをポジティブにとらえて、これからが楽しくなると思って、温かく見守ってほしい」