岡山市の池田動物園に新たな仲間です。静岡県からやってきたアメリカバク「ルーニー」の一般公開が４月２６日から始まりました。

まだ少し周りを気にする様子で姿を見せたルーニー。静岡県の動物園から４月６日にやってきたオスのアメリカバクです。体長約１メートル９０センチ、体重約１８０キロの５歳。人懐っこい性格でさっそく来園者からエサをもらっていました。

（訪れた子供は…）
「ぱくぱく食べた、楽しかったよ」
「動物が好きな子なので楽しそうに見ていた、これからも来たい」

また、ルーニーの来園に合わせリニューアルしたバク舎は２倍以上の広さになり、水浴びをする姿を真横から見られる窓付きのプールなども設けられました。

（池田動物園飼育係　新野愛さん）
「バクは水が必要な動物で、こんな動きをするんだということを見てもらいたい」

２０２３年２月、７０周年を迎えた池田動物園。コロナ禍で大幅に減少した来園者の数も徐々に回復しているといいます。

（生本ひなの記者）
「そんな中ＧＷからはふれあい広場が３年ぶりに再開します」

２０２１年以来の再開となるふれあい広場は、ウサギやモルモットなど約１０種類の動物にエサをあげたり、なでたりできる人気のコーナーです。

（池田動物園飼育係　中山広子さん）
「まだ入れないのか、という声をたくさんいただいていたので私たちも同じくらい楽しみ。動物の様子や体調も見ながら皆さんに楽しい時間を過ごしてもらえれば」

新たな仲間に人気コーナーの再開と、明るい話題が続く池田動物園。ゴールデンウイークのにぎわいに期待です。