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2023.04.28

観光地でリモートワークしてみては? 隈研吾さんが監修した新施設 真庭市蒜山に誕生【岡山】

ゴールデンウィークに多くの観光客が見込まれる真庭市の蒜山に、リモートワークが出来る新たな施設が誕生しました。監修したのは世界的な建築家の隈研吾さん、どんな施設なのでしょうか。

(三竿雅義記者)
「間もなく始まるゴールデンウィーク。ここ蒜山にも多くの人が訪れるでしょう。でも旅先で急な仕事が入った時、便利な施設ができました」
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新しく完成したシェアオフィス「蒜山ひととき」は、レストハウスだった施設を約2億円かけてリノベーション、その財源のほとんどをコロナ対策関連の交付金など国の予算でまかないました。
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4月28日にオープニングセレモニーが行われ、真庭市の太田市長や、施設を監修した隈研吾さんらがテープカットして、建物の完成を祝いました。
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施設には蒜山高原の美しい景観が臨めるカウンターやテーブルが約50席用意されていて、リラックスした状態で、仕事に取り組むことができます。
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(建築家 隈研吾さん)
「これからは街のビルの中で仕事をする時代ではないと思う。自然を感じながら仕事をする時代がまさに始まった時なので、そんな時代のシンボルになる建物になればと思い、デザインした。」
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真庭市ではコロナ禍で定着したリモートワークを、観光地で行うワーケーション需要に結び付けたいと期待を寄せています。

(真庭市 太田昇市長)
「今までの産業誘致は工場とかだった。それも大事だがそれだけの時代ではない。真庭市全体の地域の価値を上げていく」

シェアオフィス「蒜山ひととき」は5月1日のオープンで、利用者の予約を受け付けています。