2023.05.10
“人に対する優しさ”を感じられる家具を展示 高松市美術館で「フィンランドのライフスタイル」【香川】
北欧の国、フィンランドの生活の中で使われる家具やインテリアなどを集めた展覧会が、高松市の美術館で開かれています。
質感が異なる椅子の数々に、レトロなデザインの食器。会場には、フィンランドのデザイナーらが手掛けた明るいデザインや温かみのある素材の家具・インテリアなど、約800点が展示されています。
こちらは、建築家のアルヴァ・アアルトが結核療養所の患者のために開発した、「パイミオチェア」です。木を曲げた緩やかな曲線が特徴的で、美しさと機能性を兼ね備えています。
一方、アアルトの妻で、同じ建築家のアイノ・アアルトが手掛けた、「ボルゲブリック」と呼ばれるガラス器は、波紋のようなデザインによって、濡れた手でも滑ることなく持つことができます。
(高松市美術館 福田千恵学芸員)
「一見、形や色などに、デザインとなると引き付けられると思うが、そうでなくて、その中心・芯の部分に人に対する優しさがあるのを感じてもらえたら」
この展覧会は、高松市の高松市美術館で6月11日まで開かれています。
質感が異なる椅子の数々に、レトロなデザインの食器。会場には、フィンランドのデザイナーらが手掛けた明るいデザインや温かみのある素材の家具・インテリアなど、約800点が展示されています。
こちらは、建築家のアルヴァ・アアルトが結核療養所の患者のために開発した、「パイミオチェア」です。木を曲げた緩やかな曲線が特徴的で、美しさと機能性を兼ね備えています。
一方、アアルトの妻で、同じ建築家のアイノ・アアルトが手掛けた、「ボルゲブリック」と呼ばれるガラス器は、波紋のようなデザインによって、濡れた手でも滑ることなく持つことができます。
(高松市美術館 福田千恵学芸員)
「一見、形や色などに、デザインとなると引き付けられると思うが、そうでなくて、その中心・芯の部分に人に対する優しさがあるのを感じてもらえたら」
この展覧会は、高松市の高松市美術館で6月11日まで開かれています。