岡山県北の工芸愛好家たちの作品を展示した津山工芸展が、津山市で開かれています。

津山工芸展は５０年以上続く催しで、津山工芸愛好会のメンバーが手掛けた陶芸や木工作品など５０点が展示されています。

津山商工会議所会頭賞を受賞した「富士噴火」は、ケヤキの木目を山に見立てた漆塗りの盛鉢です。

「枯れた声の合唱」と名づけられた作品は、材料がすべて木で、調理台の上に並ぶハタハタやヒラメなどの干物がリアルです。

訪れた人たちは趣味の域を超えた作品の数々に見入っていました。

（津山工芸愛好会　白石靖顧問）
「レベルの高い立派な作品が出ているので、ぜひ見に来てほしい」

津山工芸展は、アルネ津山４階の津山市立文化展示ホールで、５月１４日まで開かれています。