ＪＲ四国では、５月２０日から運賃が平均で約１３％値上げされました。消費税の増税を除くと、２７年ぶりの値上げです。

（中村香月記者）
「高松駅発の最終電車が、いま出発しました。２７年間続いた現行料金は、あすから値上げします」

ＪＲ高松駅では、１９日夜、改札前の運賃表を付け替える作業が行われました。

ＪＲ四国では、２０日の購入分から、普通運賃、定期券、特急料金全体で平均１２．８％アップしました。

高松駅からの普通運賃でみると、岡山行きで、１１０円増の１６６０円などとなっています。コロナ禍での業績悪化などを受けたもので、消費税の増税を除けば、値上げは２７年ぶりとなります。

（利用客は…）
「観音寺行きの（切符を）買った。ちょっと高くてつらい」
「持続的な会社の運営にとっては必要不可欠だと思うが、利用者としては痛い」

また、「ことでん」でも２０日から、普通運賃、定期券で平均１０．９％の値上げが行われています。