岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、陸上の環太平洋大学２年、富田奈乃香選手です。

岡山市のシティライトスタジアムで５月１９日から３日間行われた、中国四国学生陸上競技対抗選手権大会。富田選手は女子１００００ｍと５０００ｍの２種目で優勝しました。

１５０ｃｍと小柄ながら、素早いピッチ走法で粘り強く走るのが富田選手の持ち味。２１日の５０００ｍ決勝では、３０００ｍを通過したあたりからスパートをかけ、その後は独走状態に。１７分１７秒で２位以下に１０秒以上の大差をつけて優勝しました。

ケガの影響で「きちんと練習ができたのは２週間程度」だったそうですが、１９日の１００００ｍとあわせ２種目を制覇し、安どの表情を浮かべていました。

■オンとオフを支える“飲み物”

富田選手の趣味は、お気に入りのコーヒーチェーン店の新商品が出たら飲みに行くこと。一方、試合の時は、４０分前に決まったゼリー状の飲料を飲むということで、オンとオフそれぞれのルーティーンを“飲み物”が支えています。

特定の選手をライバル視せず、自分が目標としているタイムを狙うという富田選手。２年生となった２０２３年シーズンの目標は「B標準記録を突破して、全日本インカレに出場すること」です。