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最多は無視や暴言など「心理的虐待」 県内の児童虐待件数が増加 実の親が8割以上【香川】

2023.06.16

最多は無視や暴言など「心理的虐待」 県内の児童虐待件数が増加 実の親が8割以上【香川】

2022年度、香川県が対応した児童虐待件数がまとまりました。前の年度と比べて100件以上増えています。

香川県によりますと、県内2つの児童相談所が対応した18歳未満の子供に対する児童虐待の件数は、2022年度1152件と前の年度と比べて115件増えました。対応件数は2017年度以降、1000件を超え続けています。

内訳は無視や暴言を吐くなどの「心理的虐待」が682件と9年連続で最も多く、次いで殴る・蹴るなどの「身体的虐待」が295件となりました。

虐待を行った人は「実の父親」が502件、「実の母親」が470件と実の親からの虐待が全体の8割以上を占めました。

警察からの通告で虐待が判明するケースが最も多く、香川県は「関係機関との連携を強化し虐待の早期発見・再発防止に努めたい」としています。