OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
娘から「早く逃げて!」と電話 その後道が寸断され… それぞれの西日本豪雨エピソード【岡山】

2023.07.06

娘から「早く逃げて!」と電話 その後道が寸断され… それぞれの西日本豪雨エピソード【岡山】

2018年7月の西日本豪雨から5年を迎え、OHKではエピソードなどを募集しました。

当時の様子を鮮明に覚えている被災者や、ボランティアに参加した人、日ごろの防災について考えるようになった人など、寄せられたエピソードの一部を紹介します。
エピ1
【総社市・60代女性】
高梁川沿いに住む私達は、大雨の中「まだ大丈夫」と呑気に過ごしておりました。

東京に住む娘から、高梁川決壊のニュースを観て「早く逃げて!」と電話があり、やっと腰を上げサントピア岡山総社に避難しました。

20分後には道も寸断され、山の上にも上がれない状況になり、胸を撫で下ろしました。遠くにいる娘に助けられました。
エピ5
【倉敷市・20代女性】
大学生の時に一人暮らしをしており、新見市の実家に帰省する予定でした。

伯備線は止まり、父に車で倉敷の職場から送ってもらう予定でしたが、川の氾濫で帰れませんでした。父の会社も浸水しました。テレビで被害の恐ろしさを目にして、驚きが隠せませんでした。

ボランティアで被災した家の土をかき出す作業をしました。住める状態ではなく、無惨な姿でした。いつ自分の身に起こるかわからない災害なので、改めて避難経路など確認しておく必要があると感じました。
エピ2
【玉野市・60代男性】
西日本豪雨は、まだ記憶に残る災害です。

自宅は浸水被害地区ではありませんが、土砂災害警戒区域になっています。それまであまり気にしたことが無かったのですが、家族で災害時の避難場所や連絡先の確認を話し合ったりしました。
エピ3
【香川県まんのう町・50代男性】
自分の家の立地がどんな環境かハザードマップで確認をしました。更に天気予報をきちんと見るようになりました。
エピ6

エピ4
【愛媛県松山市・20代男性】
当時、愛媛でもかなりの大雨、浸水したエリアがありましたが、特別報道のテレビ番組を見ていると、岡山県の浸水は他の所より規模が遥かに大きいと感じていました。

近くの県同士であっても被害のエリアが大きく変わってしまうという事を学びました。防災の意識がとても高まった西日本豪雨でした。
エピ7