誕生から約２ヵ月、巣立ちの時です。香川県まんのう町は県内で初めて誕生した国の特別天然記念物、コウノトリのヒナが７月１６日に巣立ったと発表しました。

ヒナが巣立ったのは７月１６日の午後２時前。巣から離れ、近くの田んぼに降り立ち、親鳥と一緒に歩いたり飛んだりしたあと、午後５時過ぎに巣に戻ったということです。

兵庫県立コウノトリの郷公園によりますと、ヒナが巣から飛び立ち別の場所に降り立った瞬間を「巣立ち」とみなしていて、巣立ったヒナは「幼鳥」と呼ばれます。

今後も１ヵ月から２ヵ月は巣の近くで親鳥と一緒に過ごしながら、エサの取り方などを学ぶとみられ、まんのう町は引き続き離れた場所から静かに見守ってほしいと呼びかけています。