香川を代表する観光地、琴平町の金刀比羅宮で、魅力たっぷりの新たな御朱印帳が７月３１日に発表されました。アフターコロナのにぎわい復活に向け、新アイテムがきらりと光ります。

「こんぴらさん」の名前で親しまれ、年間４００万人が訪れる金刀比羅宮。長い階段を上ってくる参拝者の楽しみの一つが御朱印です。

（参拝者は…）
「（御朱印は）日付が入るので、あの時こうだったねと（話せる）思い出づくりでもらっている」

（前川裕喜記者）
「その御朱印を書いてもらう御朱印帳。金刀比羅宮オリジナルとしては２作目のものです。７８５段の石段と海の神様であることを示す波が描かれている」

金刀比羅宮のキャラクターとして人気の「こんぴら狗」もデザインされ、旅の思い出を彩るアイテムとなりそうです。

（金刀比羅宮　琴陵泰裕宮司）
「かわいいと思ってもらえたらありがたい。「しあわせさん　こんぴらさん」がスローガンなので、幸せになれそう、楽しそうと思ってもらえたら」

共同で企画したのは、航空大手のＡＮＡ。コロナ禍で参拝者が半減した金刀比羅宮のにぎわい復活に役立ちたいと協力しました。ＡＮＡは全国の神社や寺で同じ企画をしていて、２０２３年２月には善通寺市の総本山善通寺の御朱印帳も発表し人気となっています。

（ＡＮＡ高松支店　細谷昌美支店長）
「ＡＮＡは、ものや人を運ぶだけでなく、それを通じて地域との交流をということで始めた。交流や人の流れを生み出せたら」

この御朱印帳は境内で３０００円で手に入るほか、高松空港などではＡＮＡデザイン版を３３００円で買うことができます。