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2023.08.05

小豆島で古くから伝わるお盆の風習「負い縄そうめん」 帰省した孫らとともに編み込み【香川・小豆島町】

香川県の小豆島で、古くから伝わるお盆の風習、「負い縄そうめん」が行われました。

負い縄そうめんは、編み込んだそうめんを仏壇に飾る小豆島に古くから伝わるお盆の風習です。戦後途絶えていましたが、約25年前に小豆島町の一部の住宅で再開され、現在は、川崎康二さんの家で続けられています。

使われるのは、長さ約3メートルの生のそうめんで、8月4日、島に帰省した川崎さんの子供や孫がそうめんを編んでいきました。お盆に家に帰ってきた先祖がそうめんで編んだ縄でお供え物を包み、背負って戻れるようにとのことから「負い縄そうめん」と名付けられたと言われています。

(そうめんを編んだ 岡本香澄さん)
「今年(2023年)は細くてきれいに仕上がった(子供たちには)お盆の時期には帰ってきて続けていってほしい」

飾られたそうめんは、地蔵盆にあたる8月23日と24日を過ぎてから家族で食べるということです。