2023.08.06
「おばけ幽霊そっくりの人が…」義母の生々しい被爆体験を後世へ語り継ぐ“語り部2世”【香川・多度津町】
香川県多度津町で8月6日、被爆体験の「語り部2世」として活動してきた男性が、4年ぶりに講演会を開きました。
(入江紀文さん)
「向こうから近づいてきた塊が、衣服がやぶれ皮膚が垂れ下がった人だった。本当におばけ幽霊そっくりだった」
多度津町に住む元教員、入江紀文さん(74)。力を込めて語るのは、1945年8月6日広島市で被爆した妻の母親、松村ハル子さんの体験です。
被爆者が高齢となり少なくなる中、母親の体験を後世に伝えるべきだと感じ、10年ほど前から講演を続けています。
今回は5月のG7広島サミットにも触れ、抑止力のために核兵器を必要悪だとしたことに、被爆者から反発の声が出ていることを紹介していました。
入江さんの講演はコロナ禍での中止を経て4年ぶりの開催で、約50人が熱心に耳を傾けました。
(入江紀文さん)
「向こうから近づいてきた塊が、衣服がやぶれ皮膚が垂れ下がった人だった。本当におばけ幽霊そっくりだった」
多度津町に住む元教員、入江紀文さん(74)。力を込めて語るのは、1945年8月6日広島市で被爆した妻の母親、松村ハル子さんの体験です。
被爆者が高齢となり少なくなる中、母親の体験を後世に伝えるべきだと感じ、10年ほど前から講演を続けています。
今回は5月のG7広島サミットにも触れ、抑止力のために核兵器を必要悪だとしたことに、被爆者から反発の声が出ていることを紹介していました。
入江さんの講演はコロナ禍での中止を経て4年ぶりの開催で、約50人が熱心に耳を傾けました。