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台風への備えは「先手が肝心」 最接近から逆算してどんな準備が必要?【備えのツボ 岡山香川】

2023.08.10

台風への備えは「先手が肝心」 最接近から逆算してどんな準備が必要?【備えのツボ 岡山香川】

備えの基本を押さえて防災力アップをめざす「備えのツボ」。台風への備えで大切なポイントをお伝えします。

(防災士 小林宏典)
「台風6号の接近に伴って岡山市内でも風が強くなっています。台風が迫って慌てないために、備えのスケジュールを立てましょう」
ツボ1
台風6号が北上し、進路に近い鹿児島県では最大瞬間風速40.3メートルを観測。暴風と激しい雨に加え、約9500戸が停電するなどライフラインにも影響が出ました。そして日本列島には次の台風7号が接近中、備えはできていますか。
ツボ2
台風はいつ最接近するのか予測できます。それまでに時系列で必要な備えを決めておきましょう。これを「防災タイムライン」といいます。
ツボ3
最接近の3日前は情報収集にあてましょう。ハザードマップを見て身の回りのリスクや避難先の確認を。非常持ち出し品も準備しておきましょう。
ツボ4
2日前には土嚢を用意したり風で飛びそうなものを片づけたり、雨・風への対策を済ませましょう。
ツボ5
24時間を切ってからは命を守る行動が重要です。リアルタイムの川の水位の情報や自治体の避難情報を確認し、状況が悪化する前に避難しましょう。

台風は地震と違い最接近から逆算して備えを進めることができます。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。
ツボ6
タイムラインに沿った的確な対応と避難行動で被害を軽くすることができます。地域のリスクや家族構成を踏まえ、自分のタイムラインを考えてみましょう。