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2023.08.14

初のインターハイで“自己ベスト”に挑む倉敷古城池・中村美羽選手 彼女の強さの秘密は【岡山・倉敷市】

全力インハイライブです。8月17日から行われる水泳競技で初めてのインターハイに挑む注目のスイマーをご紹介します。

(倉敷古城池1年 中村美羽選手)
「自己ベストをたくさん出して、高校を卒業するまでにもっとタイムを上げられるようにしたい」

目標をこう語ったのは、倉敷古城池高校1年の中村美羽選手です。2022年、全国中学校体育大会の女子100m平泳ぎで準優勝し、一躍、注目を浴びました。

高校生になった2023年、倉敷市で行われたインターハイの中国地区予選、女子200m平泳ぎで決勝に進出した中村選手は序盤からスピードにのってトップを独走。2分28秒84の大会新記録でインターハイ切符を手にしました。

(中村美羽選手)
「(インターハイでは)しっかり予選からベストを出して残れるように頑張りたい」

中村選手の練習の拠点、倉敷市内のスポーツクラブです。中学2年から中村選手を指導する長光幹太コーチは強さの秘密をこう話します。

(レイスポーツクラブ倉敷 長光幹太コーチ)
「基本的に平泳ぎは抵抗が一番大きい種目なので、できるだけ抵抗を減らして泳いでいくことを目指す中で、中村選手のキックが特徴的」

水の抵抗を少なくするためコンパクトに蹴りだすフォームが一般的な平泳ぎ。しかし、中村選手は膝をしっかりと曲げて大きく足を開いて蹴りだす独特のフォームです。

(中村美羽選手)
「抵抗はあるかもしれないが、体に足を引き付けて力強く蹴れている」

しっかりと水をとらえるフォームが前への推進力につながっています。

いよいよ3日後に迫った北海道インターハイ。高校生になって初めての全国の舞台に挑みます。