美作市から世界に挑戦しているレーサーのＪｕｊｕこと野田樹潤選手が一時帰国し、２０２３年シーズンのここまでを振り返りました。

（ＮＯＤＡレーシング　Ｊｕｊｕ（野田樹潤）選手）
「想定していた以上の結果で、やっと今まで頑張ってきたことが結果につながったと思う」

美作市のＮＯＤＡレーシング所属のドライバーＪｕｊｕ選手、１７歳。２０２３年はヨーロッパでのツアーに参戦し、これまで６勝と活躍していて、なかでも７月に行われたユーロフォーミュラーオープンでは女性としてレース史上初めての頂点に立ちました。

（Ｊｕｊｕ選手）
「世界規格のＦ３レベルのレースで女性が優勝するのは史上初。こういう結果が女性の本来の力を発揮できる環境づくりのきっかけになれば」

元Ｆ１ドライバーの野田英樹さんを父に持ち、小学４年生の時にＦ１の登竜門と呼ばれるＦ４で日本人最年少デビューを果たしたＪｕｊｕ選手。中学３年で海外デビューを果たし、これまで様々なレースに挑戦してきました。

そんなＪｕｊｕ選手の原動力となっているのが。

（Ｊｕｊｕ選手）
「ヨーロッパのファンも増えてきて、現地のレースで声をかけてくれたり。１番大きいのは日本で応援してくれるファンだと思う。地元にうれしい報告、いい報告を持って帰れるのはすごくうれしい」

地元岡山からの応援を受けて世界で戦うＪｕｊｕ選手の今後の目標は。

（Ｊｕｊｕ選手）
「夏休み前に優勝することができて、この勢いのまま、また優勝したい気持ちはあるが、これからも自分が出来ること、やるべきことをして、先につながるレースをひとつずつしていくことでチャンスが来ると思うので、１番はレースを楽しむことを大事にしたい」

８月１８日、ヨーロッパに向け再び出発したＪｕｊｕ選手。挑戦は続きます。Ｊｕｊｕ選手は岡山の桃が大好きでこちらも力になっているということでした。美作から世界へ、今後の活躍に期待です。