インバウンドの取り込みを図るため、ガイド付きのツアー商品を充実させようと８月２８日、旅行会社を対象にしたモニターツアーが坂出市で行われました。

モニターツアーは、観光庁がインバウンドの回復を目的に実施する観光再始動事業の一環でＪＲ四国らが行っているもので、インバウンド向けの旅行会社「四国ツアーズ」の担当者など４人が参加しました。

工程には四国遍路の修行体験などが盛り込まれていて、２８日は坂出市の白峯寺で境内を見学し、ガイドから説明を聞くなどして、遍路の見どころを確認していました。

（ツアーの参加者は…）
「すごく境内がきれいで、自然な寺が好きなので、すごく雰囲気が楽しめた」

（四国ツアーズ　中野隆会長）
「今はインバウンドブームで、各地に外国客が来ている。四国ならではでいうとやはり遍路。遍路に関わるコンテンツを今後も入れていくことで、四国に来てもらえる大きなきっかけになると思う」

ツアーは８月３１日まで行われる予定で、ＪＲ四国などは、参加者から出された意見をまとめ２０２３年１０月頃のツアー商品の販売を目指すということです。