８月の最終日を迎えました。新型コロナの５類移行後初めての夏、４年ぶりに復活した夏祭りや記録的な大雨、猛暑など夏の出来事を映像で振り返ります。

（森下花音アナ）
「午前９時、すでに手元の温度計では３０度を超えています」
（森岡紗衣記者）
「立っているだけで汗がじわっと噴き出してくるような気温」

猛烈な暑さに見舞われた岡山・香川。岡山市では８月１３日に観測史上２位タイの３８．３度まで上がりました。高梁市では年間の猛暑日最多日数にあと４日と迫る２８日に記録を伸ばしています。

（生本ひなの記者）
「ハイエナに氷がプレゼントされました。がりがりと噛んで遊んでいます気持ちよさそう」

（河原大記者）
「激しい風と波によって海には白い波頭が立ち、時より波が柵を越えて遊歩道に打ち付けています」

お盆休みには岡山・香川を台風７号が直撃。岡山県北では線状降水帯が発生し、鏡野町恩原では観測史上最大雨量を記録しました。足止めとなった多くの人で混雑した一方で、新型コロナの５類移行後初めての夏、うれしい復活もありました。

４年ぶりに開催された倉敷市真備町の夏祭り、真備・船穂総おどりです。１０００人余りが踊りを披露。被災から５年、また１つ、以前のにぎわいを取り戻しました。

さぬき高松まつりでは５年ぶりの花火大会が開かれました。

（観覧した人）
「久しぶりにいい花火を 見させてもらった」

岡山の夏を彩る「うらじゃ」も４年ぶりに従来通り開催されました。

（踊り連の人は）
「総おどりはみんなで手をつないで 回ったりすることができて、より客と近くて とても楽しく踊ることができた」

（中村香月記者）
「４年ぶりに声出し応援が解禁となった夏の甲子園。香川代表、英明の応援団も大きな盛り上がりを見せています」

甲子園にも、大歓声が戻りました。香川の英明は強豪相手に奮闘、おかやま山陽は岡山県勢１１年ぶりとなるベスト８進出を果たし、球児たちのひたむきな姿が県民に勇気を与えました。