香川県を代表する二大聖地、琴平町の金刀比羅宮と隣まち、善通寺市の総本山善通寺が、９月から初めて共同の御朱印を授与し評判となっています。

金刀比羅宮では９月３日、多くの参拝者が共同の御朱印を求めました。

御朱印は縦１５センチ、横２０センチのシートになっていて、金刀比羅宮のマスコットと善通寺で誕生したとされる幼少期の弘法大師空海が描かれています。

観光が再び盛り上がる中、双方への関心を高め文化を発信する取り組みで、香川の二大聖地が神社と寺の垣根を越えて連携するのは初めてです。

（参拝者は…）
「かわいい」
「寺と神社のコラボはすごい。（Ｑ：総本山善通寺には）行ってみたい」

（金刀比羅宮　請川誠之禰宜）
「違いはあるが、これから共に栄えていこうと、善通寺と金刀比羅宮だけではなく中讃・香川・四国の発展に向けつながりを持ちたい」

３日は善通寺でも御朱印を求める参拝者で長い列ができました。御朱印はそれぞれの境内で５０００部限定で、１０００円で授与されています。