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2023.09.04

「風除室」の設置で問題解決 香川県立アリーナは「大幅な設計変更」せずに済む方向へ【香川・高松市】

整備中の香川県立アリーナで、新たに求められている風対策について、大幅な設計変更をせずに対応する案が示されました。懸念された工期や整備費への影響は少ないと見られます。

香川県教育委員会が9月4日に開かれた県議会の特別委員会で示しました。案では、メインアリーナの入り口に楕円を半分に切ったような形の幅20メートルほどの「風除室」という空間を設ける方針です。これにより舞台装置が入り口から吹く風の影響を受けにくくなります。

大幅な設計変更ではないため、2025年3月のオープンを目指す工期や、約190億円の整備費への影響は少ないとしています。

(香川県教育員会 淀谷圭三郎教育長)
「工期は現時点で影響はない。設計をしないとはっきりしないが今の予算内でいけるという見通しを立てている」

ただ設計変更の業務などで約900万円かかるとして、9月14日開会の定例県議会に提案される補正予算案に追加費用が盛り込まれる方針です。
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