２０２５年に開かれる大阪・関西万博の公式キャラクターが、９月６日、香川県の池田知事を初めて訪問しました。万博を主催する協会が機運の醸成を図る中、県内でも推進協議会が立ち上がりました。

青い体に赤い顔。不思議な姿をした「ミャクミャク」です。万博を主催する協会が香川では初めてお披露目したもので、礼儀正しく池田知事と名刺交換しました。

万博は２０２５年４月に大阪市の夢洲で開幕し、来場者は約２８２０万人、経済波及効果は約２兆円と見込まれています。パビリオン整備に関する遅れが懸念されていますが、機運の醸成も大きな課題で、協会は全国を回ってＰＲ活動を行っています。

（万博を主催する協会　堺井啓公担当局長）
「コミカルな動きができるので、ミャクミャクをキャラクターにしている万博は元気いっぱいだなと知ってもらいたい」

そして香川県は６日、自治体や経済団体などで作る協議会を立ち上げました。万博のにぎわいを県内に呼び込むため、催事コーナーへの出展や旅行商品の造成、情報発信などについて、方向性や課題を協議しました。

（香川県　池田豊人知事）
「２０２５年（再来年）は瀬戸内国際芸術祭の次回開催年。相乗効果で一層の交流拡大が図れる。万博に訪れる客を香川に訪れてもらえるようにする」

県は、早ければ１０月、実施計画をまとめることにしています。