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北海道で震度7の地震による大規模停電での教訓…必要な電源と明かりの数と質【備えのツボ 岡山・香川】

2023.09.07

北海道で震度7の地震による大規模停電での教訓…必要な電源と明かりの数と質【備えのツボ 岡山・香川】

備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。北海道で震度7を観測した地震から9月6日で5年。その教訓、大規模停電への備えを考えます。
ツボ1
(防災士 小林宏典記者)
「きょう(9月7日)のテーマは停電、いつもいる場所で長時間の停電が起きたら必要な明かりは確保できていますか?」

「大規模停電の教訓」

2018年9月6日、北海道の胆振東部で震度7を観測する地震があり44人が死亡したほか約2300棟の住宅が全半壊しました。

この地震で大きな影響が出たのが発電所の緊急停止に伴う大規模停電でした。北海道全域で約295万戸が停電し、その多くが復旧するまで約45時間かかりました。

丸2日間という停電に備えは十分ですか?

■明かりは数と質

長時間の停電を生き抜くために必要な備えとは。経験者へのアンケートにそのヒントがあります。
ツボ2
パナソニックが5時間以上の停電を経験した人に準備しておけば良かったと後悔したものを聞いたところ「モバイルバッテリー」「発電グッズ」と続き、電源が上位でした。
ツボ3
携帯電話は被災時の大切な情報源。モバイルバッテリーや充電池は使わなくても消耗するため日頃からこまめな充電を心がけましょう。
ツボ4
さらに部屋が暗いことで困ったことについては「トイレ」、「食事」、「部屋間の移動」、「精神的に不安」と続きました。
ツボ5
停電後の生活を不自由にしないため明かりは部屋ごとに確保するなど明るさの数や質を考慮した備えが必要です。

そこで押さえてほしい備えのツボはこちら。
ツボ6
停電は地震だけでなく台風でも起きます。自分が必要な明かりや電源はどれくらいなのか。その数と質を意識して備えにつなげましょう。
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