障害のある選手などが上半身の力でバーベルを持ち上げる「パラ・パワーリフティング」の日本で初めての大会が９月１０日、岡山市で開催されました。

この大会は、パラリンピックでも行われているパラ・パワーリフティングの強化と普及を目的に開かれたものです。１０日は、アジア大会のメダリストなど障害者と健常者のパワーリフティング経験者など県内外から４４人が参加し男女別・体重別で競いました。

パラ・パワーリフティングは足をベンチ台の上に固定し、上半身の力だけでバーベルを持ち挙げるのが特徴です。

（岡山パラ・パワーリフティングクラブ　岡本孝義代表）
「まずはたくさん（競技を）知ってもらいたい。健常者と障害者が壁をなくした状態で一緒に楽しめる競技にしていきたい。それがいいまちづくりにつながり、みんなが幸せになると思う」

初体験の健常者の選手たちは、慣れないルールに苦戦しながらもパラ競技を楽しんでいました。