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2023.09.12

短時間でも危険!子どもの置き去りを防ぐには?悲惨な事件や事故を繰り返さないために【岡山・香川】

津山市で2歳の男の子が車の中に置き去りにされ死亡した事件など、置き去りによって幼い命が失われるケースが相次いでいます。どうすれば防げるのか、専門家に話を聞きました。

9月9日、津山市で2歳の男の子が約9時間半置き去りにされ死亡した事件。こうしたケースは毎年のように全国各地で発生し、幼い命が失われています。

(NPO法人セーフキッズジャパン 太田由紀枝さん)
「いろいろな場面で置き去りは起きていて、特に数も減っていない」

子供の安全を守る活動を行うNPO、セーフキッズジャパンの太田由紀枝さんは、置き去りを防ぐためには普段から意識付けが必要だといいます。

(森岡紗衣記者)
「荷物を後部座席に置くことで置き去りを防ぐことができるんです」

子供の近くに荷物を置いておくと、後部座席のドアを開けることになるため、気付きやすくなるといいます。

JAFの調査によりますと、子供を残して車を離れたことのある人は54.9%。最も多かった理由は「用事を終えてすぐに車に戻ることができるため」でした。

(セーフキッズジャパン 太田由紀枝さん)
「幼い子供を自分と離れたところに置くのは、厳しい言い方をすれば虐待」

太田さんは、短時間でも子供を車内に放置することは危険だと指摘します。

(セーフキッズジャパン 太田由紀枝さん)
「バッテリーが上がってエンジンが切れてしまったことや、少し大きい子が自分で(エアコンを)切ってしまったこともある」

悲惨な事件や事故を繰り返さないために、一人一人の意識が大切だと太田さんは訴えます。

(セーフキッズジャパン 太田由紀枝さん)
「うっかり忘れてしまうことは誰にでもあると、みんなが知っておく必要がある」
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