さぬき市の農園では秋の味覚、クリの収穫作業が始まっています。

収穫作業が始まっているのはさぬき市多和の標高およそ６００メートルにある井川義雄さんの農園です。こちらでは、１・５ヘクタールの山の斜面におよそ５００本植えています。

栽培しているクリは、「筑波」「銀寄」「利平」の３種類で、木を揺らしてクリを落としたあと火箸で１つ１つ丁寧に拾ってかごに入れていきます。

２０２３年の出来は上々で、収穫したクリは四国霊場第８８番札所、大窪寺門前にある井川さん経営の土産物店「八十場庵」で栗おこわにして販売します。

（八十八庵　細川富也さん）
「お盆に台風が来たので、（収穫が）遅れている。今から大きいのが出てくるので、皆さんに提供できるのが楽しみ。」

収穫作業は１０月１０日頃まで続きます。