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2023.09.29

国内線利用客はコロナ禍前の約9割まで回復…新規路線開拓は?高松空港利用促進策を協議【香川】

アフターコロナで利用客が回復している高松空港に関する協議会が、9月29日に高松市で開かれました。インバウンド客にとって四国の玄関口として機能しているという分析結果が報告されました。

空港や香川県などで作る協議会では29日、2023年度上期の利用状況が報告されました。国内線はコロナ禍前の約9割まで回復、4つの国際線も28日までにすべて再開し、過去最高の週25便が運航されています。

特にソウル線は平均搭乗率85%と好調です。国際線はコロナ禍前の分析結果も報告され、近隣の岡山、広島、松山空港と比べると、インバウンド客の利用が最も多いことが分かりました。その多くが四国内を周遊していて四国での年間消費額は103億円に上っています。

(高松空港 小幡義樹社長)
「外国の人から見ると四国の玄関口が高松空港なるとデータから見てとれる。コロナ前の状況との変化がどうでるか探りながら今後の活動に生かしたい」

今後は既存の国際線の拡充、タイやベトナムの新規路線開拓のほか、空港の改修などを進める方針が示されました。