秋の味覚の王様がようやくお目見えです。岡山県産のマツタケが１０月１０日、岡山市内のデパートに初入荷しました。猛暑などの影響で２０２２年より１１日遅い初入荷です。

（竹下美保記者）
「岡山県産のマツタケは特に香りが高く人気なんだそうです。待ちに待った初入荷です」

初入荷したのは、新見市でとれたマツタケ４本です。合わせて約１４０グラムで価格は９万７２００円！出来は例年並みで、２０２２年に比べて１１日遅い初入荷です。２０２３年の初入荷はここ数年で最も遅く、青果売り場の担当者もこれだけ遅かったのは記憶がないといいます。

（天満屋岡山店青果売り場　九州屋　井浦修平店長）
「いつ出せるだろうと気がかりでしょうがなかった」

９月の厳しい残暑と雨が少なかったのが要因で遅れたマツタケの生育。例年、１０月中旬には入荷量も安定し、価格も落ち着くはずですが…。

（天満屋岡山店青果売り場　九州屋　井浦修平店長）
「今年に関しては（価格が）下がりきらないかもしれない、一番いい時というと来週末から再来週あたまくらいが状態はいいのかなと思うが短期決戦になる」

ようやく届いた秋の味覚！食卓に上る日が恋しいばかりです。

（買い物客は…）
「高いです！ホイル焼きがいいですね、アルミで包んで！」

１０日に競りにかけられた県産マツタケはこの４本だけ。天満屋では今後の入荷の見通しは立っていないということです。