香川県琴平町の金刀比羅宮で１０月１０日、五穀豊穣などを祈る秋の例大祭のうち、宮の三大祭りの１つ、例祭が行われました。

約８００段の石段を上がった先、金刀比羅宮の本宮に集まった人たち。１０月９日から３日間の日程で始まった例大祭のうち、１０日は、金刀比羅宮で最も重要な祭典とされている例祭が執り行われました。

神職によって行われたのは、明治時代から伝わる「大和舞」。五穀豊穣や国家安泰などを祈るもので、参拝者は、その様子をカメラに収めるなどしていました。

（金刀比羅宮　請川誠之禰宜）
「これを機に、金刀比羅宮に来る人に健康で幸せに過ごしてほしい」

金刀比羅宮では、１０日午後９時からみこしを担いで御旅所まで約２キロの道のりを歩く「御神幸行列」が４年ぶりに行われます。