プロ野球のドラフト会議が迫りました。２０２３年、指名が期待されている郷土勢の注目選手を一挙に紹介します。

（シティライト岡山　稲葉虎大投手）
「本当に小さい頃からの夢だった。もしかしたら、かなうかもしれない」

社会人野球でプロ注目なのが、シティライト岡山の稲葉虎大投手（２３）。身長１８５センチ、９３キロで、右投げの本格派ピッチャーです。ストレートの最速は１５４キロ。真っすぐを軸に強気でどんどん押していくピッチングが持ち味です。

岡山市の関西高校の頃、メインはピッチャーではなくファースト。最後の夏は代打での出場でした。大学で本格的にピッチャーとしての練習を始め、ここ５年ほどで球速を１０キロ以上伸ばしました。

（シティライト岡山　稲葉虎大投手（関西高校出身））
「少し前まで選ばれたらラッキーぐらいにしか思ってなかった。ドラフトが近づいてくると意識し始めてしまって。プロ野球選手になったら日本を代表するようなピッチャーになりたい。子供らに夢を与える選手になるのが目標」

このほか、春夏連続、夏では１２年ぶりの甲子園出場を果たした高松市の英明高校から、投打の二刀流でプレーした寿賀弘都選手、創志学園高校出身で侍ジャパン、大学日本代表にも選ばれた亜細亜大学の草加勝投手、岡山学芸館高校で２０１９年の夏の甲子園でマウンドに上がった、城西大学の中川響投手などの指名にも期待がかかります。

プロ野球・ドラフト会議は１０月２６日です。