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2023.10.24

将来は“優しくて強い力士”になりたい 相撲・則本大和君(操南相撲クラブ)【キラキラアスリート岡山】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、10月1日に行われた和気町長杯相撲大会で優勝した、操南相撲クラブの則本大和君(瀬戸内市立行幸小6年)です。

■決勝戦は「ギリギリ、勝ちました」

則本君は個人戦・小学生高学年の部に出場しました。準決勝では、7月のわんぱく相撲全国大会にとともに出場した小野田創太君(和気相撲クラブ・小5)と対戦。立ち合いから一気に土俵の外に押し出して勝利します。

続く決勝戦の相手は高取晴耀君(和気相撲クラブ・小6)。10月に全国大会出場を控えている相手に対し、立ち合い直後、もろ差しを許したものの、力で土俵際まで追い込み、最後は寄り倒して勝利しました。

「ギリギリ、勝ちました。一緒に(土俵の外に)落ちたので、負けたなと(思った)。勝ったとわかったときは無茶苦茶喜びました」と、ほっとしながら一番を振り返りました。

■「わんぱく相撲」に出場してスカウトされる

小学校5年生の時、「わんぱく相撲」に出場し、所属する操南相撲クラブの指導者、山口典泰さんから「ウチに来ませんか」と誘われました。クラブの仲間と一緒に取り組む稽古は、「きついけれども、楽しい」とのこと。

7月の全国大会では強い選手がたくさんいることを実感した則本君。次の全国の舞台は12月3日に東京で開催される「全日本小学生相撲優勝大会」で、7月に果たせなかった上位進出を目指します。

■将来の夢は「力士で活躍すること」

164cm・105kg(取材時点)という恵まれた体格。中学進学後も同じクラブで稽古を続ける予定で、将来の夢は「力士になって活躍すること」です。「優しくて、強い力士」になるために、これからも地元・岡山で稽古を重ねていきます。