岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、１０月１日に開催された和気町長杯相撲大会で団体優勝した、和気相撲クラブＡの高取晴耀（はるひ）君（小６）、森喜汰（はるた）君（小４）、前川泰嬉（たいき）君（小１）の３人です。

■３戦全勝で優勝

和気町長杯相撲大会「団体戦・小学生の部」。決勝は真庭相撲クラブとの対戦でした。先鋒の前川君が、背の高い女子選手との体格差をもろともしない力強さで勝利すると、続く中堅・森君は押しに屈せず冷静な動きで、大将・高取君はひと押しで、それぞれ相手を土俵の外へ。３戦全勝で優勝を果たしました。

週２回の練習で足腰を強化してきたことがいい結果を生んだといいます。先鋒としてチームに勢いをつけた前川君は「優勝できてうれしい」と語り、大将・高取君は「最初は勝てるかどうか心配だったが、決勝では積極的な相撲ができたのが良かった」と振り返りました。

■「礼儀正しく」がクラブのモットー

和気相撲クラブが心掛けているのは、「礼儀正しく挨拶をきちんとする事」です。高取君は「学年が違うけど、日々の稽古でみんなと相撲を取ることが楽しい。つらいことはない」と言い、クラブの雰囲気が良いことがわかります。

■大きな相手にひるまず戦う

「これからもしっかりと稽古を頑張り、自分より大きな相手にもひるまず戦っていきたい」という３人。６年生の高取君は、１２月に東京で開催される「全日本小学生相撲優勝大会」での優勝が目標です。４年生の森君は、６月の前回大会で２位だった「わんぱく相撲」での優勝を目指し、１年生の前川君は「自分より強い相手との試合で頑張りたい」と抱負を語ってくれました。