「ＫＯＵＧＥＩ ＥＸＰＯ ＩＮ ＯＫＡＹＡＭＡ」が１１月３日から岡山市北区のコンベックス岡山で始まりました。北は秋田から南は鹿児島まで、全国各地の約９０品目の伝統工芸品が集まり、展示・販売されています。

（伝統的工芸品産業振興協会企画部　宮本愛子課長）
「毎年１１月は、国が定めた伝統的工芸品月間。こうした大きなイベントを、毎年場所を変えてやっている。今年初めて岡山県で開催」

（報告　竹下美保）
「岡山市に伝わる烏城紬が紹介されています。絹の糸を紡いで反物に仕上げていきます。伝統の技を間近で見ることができます」

烏城紬は、岡山県指定郷土伝統的工芸品で、四代目織元の須本雅子さん（８３）が、技を受け継ぎ伝えています。

（須本雅子さん）
「１０年から２０年経たないと、一人前にはならない」

他にも、備前焼、倉敷はりこ、撫川うちわなど、岡山から１０の工芸品が出品されています。

（報告　竹下美保）
「来年の干支・辰を映えるように仕上げたいと思います・・・こちらは福岡県の伝統工芸品、博多人形のブースです。会場ではこうした体験もできます」

（訪れた人は…）
「なかなか幅広い展示はないので楽しんでいる」
「素晴らしいものがたくさんあって驚いている」

ＫＯＵＧＥＩ ＥＸＰＯ ＩＮ ＯＫＡＹＡＭＡは、１１月５日まで岡山市北区のコンベックス岡山で行われています。