OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2023.11.07

孫の育児で退職した職員も…岡山市で2024年度から「孫休暇」を創設 優秀な職員の確保狙う【岡山】

岡山市は職員が孫の育児のために休みを取得できるいわゆる『孫休暇』を2024年度に創設すると発表しました。

大森市長が11月7日の定例会見で発表したものです。24年度に創設する『孫休暇』は4種類で、例えば、孫の出生前後に妊産婦をサポートするために3日、1才までの孫の日常的な育児をサポートするために5日、6才までの孫が病気の時に看護するため年間5日、そして孫が遠方に住むなど一定の期間休む必要がある場合は、合計6カ月休むことができます。いずれも特別休暇で、年次有給休暇とは別に取得が可能です。

市は定年の年齢を8年後に65才まで引き上げる予定で、仕事と生活の両立ができる職場環境づくりを実現したいとしています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「孫の面倒を見なければならないと辞めていった職員もいる。子育て推進もあるが、併せて優秀な職員を留めたい気持ちもある」

4つの孫休暇のうち3つは政令市では初めての取り組みです。