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2023.11.09

大阪・関西万博で出店目指す…倉敷市の倉敷美観地区近くに「空飛ぶクルマ」展示場【岡山】

2025年開かれる大阪・関西万博への出展を目指している空飛ぶクルマの展示場が倉敷市に完成し、11月9日内覧会が開かれました。

倉敷美観地区に近い場所に完成した展示場。鉄骨2階建ての建物の1階に展示されているのが、大阪・関西万博への出展を目指す空飛ぶクルマです。

(三竿雅義 記者)
「一般公開される空飛ぶクルマです。中に入るとゆったりしたスペースが広がる」

プログラミングされたコースを自動で飛行するため車内に操縦桿などの装備はありません。展示場では一般の人も乗車でき、運営する倉敷市の一般社団法人MASCは市民だけでなく国内外の観光客にも訪れてほしいとしています。

(MASC 坂ノ上博史事務局長)
「空飛ぶクルマには新しいテクノロジーや いろんな技術が詰まっている。2025年の万博に向け いろんな技術を体験し知ってもらいたい」

また、場内には実際に飛行した時の景色をVRで楽しめるコーナーも設けられています。

(MASC 坂ノ上博史事務局長)
「瀬戸内海は空飛ぶクルマの 実験・実証・運行に最適なエリア。 島と島をつなぐ観光や瀬戸大橋を 空から見る体験を倉敷から発信したい。」

MASCは今後も飛行実験を重ね、再来年頃に瀬戸内海の遊覧飛行を実現させたいとしています。展示場は11月10日、午前10時にオープニングセレモニーが行われ、午後からは一般の人も入場できます。