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2023.11.09

11月10日は「イイテンケンの日」あなたの家の火災報知機は大丈夫?【備えのツボ 岡山・香川】

毎週木曜日は備えの基本を押さえて防災力アップを目指す備えのツボです。11月10日は語呂合わせで「イイテンケンの日」。家の火災警報器を点検する機会です。

(防災士 新田俊介)
「立冬を過ぎ、もうすぐやってくる冬。空気も乾燥しがちになり、注意が必要なのが、火事です」
つぼ1
■「『火の用心』の季節」

瞬く間に命や財産を奪う火事。その多くは冬に発生しています。
つぼ2
岡山市消防局が2022年、管内で発生した火災の件数を季節別にまとめたところ、冬が55件で33.3%と最多でした。冬は空気が乾燥しがちで、火の取り扱いには注意が必要です。
つぼ3
■「大丈夫?火災警報器」
つぼ4 大丈夫
万が一の時に危険を知らせてくれるのが、火災警報器です。
つぼ5 設置率
しかしその設置率は2023年6月の時点で岡山県が全国33位、香川県は44位と全国平均を下回ったまま頭打ちの状況が続いています。
つぼ6 10年
また、多くの警報器は電池の寿命が10年程度とされ、
つぼ7 点検の日
岡山県下14の消防本部では11月10日をイイテンケンの日と定め、火災警報器が正しく動くか確認して不具合があれば電池や本体の交換を呼びかけています。

押さえてほしい備えのツボはこちら。
つぼ8 しめ
住宅火災の死者の多くは午前0時から6時の夜間に発生しています。自分や大切な人の命を守るためにも、イイテンケンの日を機会に火災警報器の点検をしてみてください。