2023.11.14
11月15日からツキノワグマの狩猟解禁…岡山県のクマ出没状況や注意する時間帯と対策は【岡山】
全国でクマによる人への被害が相次いでいますが、岡山県では11月15日から隣接する兵庫・鳥取の一部とともにツキノワグマの狩猟が解禁されます。
岡山県によりますと岡山・兵庫・鳥取にまたがるエリア(東中国地域個体群)に推定で615~1243頭(中央値は859頭)のツキノワグマが生息しているとされています。
このエリアではツキノワグマの生息数が減り一時、狩猟の禁止や自粛が行われていましたが、その後、生息数が増え2017年度から時期や頭数を決めて再開されています。
ツキノワグマの狩猟が行えるのは11月15日から30日間で、岡山・兵庫・鳥取にまたがるエリアで上限は128頭となっています。岡山県内では2022年度、わなで捕獲されたクマは17頭いましたが、狩猟はゼロでした。
岡山県によりますと2023年はクマのエサとなる木の実は、ブナとコナラは例年並み、ミズナラは凶作ということです。ツキノワグマは冬眠前に集落に出てくる恐れがあり注意を呼び掛けています。
2022年度、岡山県内の出没件数は127件でそのうち60件が9月から11月に集中しています。クマと出遭う可能性が最も高いのは早朝や夕方です。山に入るときは鈴を鳴らしたりラジオをつけるほか、家の周りには生ごみを放置しないなどの対策を呼び掛けています。
岡山県によりますと岡山・兵庫・鳥取にまたがるエリア(東中国地域個体群)に推定で615~1243頭(中央値は859頭)のツキノワグマが生息しているとされています。
このエリアではツキノワグマの生息数が減り一時、狩猟の禁止や自粛が行われていましたが、その後、生息数が増え2017年度から時期や頭数を決めて再開されています。
ツキノワグマの狩猟が行えるのは11月15日から30日間で、岡山・兵庫・鳥取にまたがるエリアで上限は128頭となっています。岡山県内では2022年度、わなで捕獲されたクマは17頭いましたが、狩猟はゼロでした。
岡山県によりますと2023年はクマのエサとなる木の実は、ブナとコナラは例年並み、ミズナラは凶作ということです。ツキノワグマは冬眠前に集落に出てくる恐れがあり注意を呼び掛けています。
2022年度、岡山県内の出没件数は127件でそのうち60件が9月から11月に集中しています。クマと出遭う可能性が最も高いのは早朝や夕方です。山に入るときは鈴を鳴らしたりラジオをつけるほか、家の周りには生ごみを放置しないなどの対策を呼び掛けています。