ＯＨＫが制作したドキュメンタリー番組が、全国のテレビやラジオ番組の中から優秀な作品に贈られるギャラクシー賞（放送批評懇談会主催）の奨励賞を受賞しました。

ギャラクシー賞の上期のテレビ部門で奨励賞を受賞したのは、ＯＨＫが２０２３年５月に放送したドキュメンタリー番組、「幾千のときを超えてハンセン病患者はなぜ解剖されたのか」です。

この番組は、２つのハンセン病療養所で見つかった入所者の「解剖録」をテーマに、解剖に立ち会った医師や、入所者の証言などから、長く閉ざされた空間で行われていた解剖の実態を探り、偏見や差別などの社会問題を考えるという内容です。

ギャラクシー賞は、日本の放送文化の質の向上を目指し１９６３年に創設されました。今回の選考は、２０２３年４月から９月に放送された全国のテレビ番組１９５作品の中から、６次審査を経て決まったもので、入賞７作品に次ぐ評価を受けたということです。