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2023.11.16

皮はうどん用の小麦「さぬきの夢」使用…めざせ香川の新名物「讃岐餃子」の新商品【香川】

香川の新しい名物として定着を目指している「讃岐餃子」で、ブランドの顔となる新商品が開発されました。2025年の大阪・関西万博を見据えてPRを強化します。

香川の中華料理店で提供され、地元の人の胃袋をつかんできた熱々のギョーザ。ご当地ギョーザへの関心が高まる中、2020年に「讃岐餃子」と名付けられ、現在、県内19の店で提供されています。

(県中華料理生活衛生同業組合 高照恵理事長)
「(最近だと)秋ぐらいからインバウンドが来て、韓国の人が来たときは気に入って食事が終わった後、讃岐餃子を持って帰って食べている人が多々見られた」

そして2023年は初めて、ブランドの顔としてPRできる商品を開発。最大の特徴はうどん用小麦、「さぬきの夢」を使った皮で、県産食材で作った具を包んでいます。家庭で調理しやすい6センチほどの大きさで、10個入りを冷凍状態で販売します。

(前川裕喜記者)
「いただいてみます。うどん用の小麦さぬきの夢を使っていて少し冷めてももちもち感がありおいしい。うどん県らしいぎょうざです」

高松市で開かれた記者会見では中華料理店で作る組合が高松空港など県内5ヵ所できょうから試験販売すると発表し、そして新たな目標を打ち出しました。

(県中華料理生活衛生同業組合 高照恵理事長)
「今狙っているのは大阪万博に出ること。そこで讃岐餃子の名前が広がれば。宇都宮餃子など大きなところには負けているが皮をうどん粉で開発し、もちもち感はよそには引けを取らない」

ギョーザと言えば、香川となる日が来るのか。宮崎や宇都宮、浜松などに勝負を挑みます。