2023.11.24
国の登録有形文化財 現在も酒造りを続ける井原市の酒蔵など井笠地域の2件を新たに登録【岡山】
井原市の老舗の酒蔵、山成酒造の建物など岡山県内で2件の建造物が国の有形文化財に新たに登録されることになりました。
井原市芳井町の山成酒造は、江戸時代後期から酒造りを始めました。明治に入って火災により建物の大半を焼失しましたが、事業を継続するために直ちに再建、木造2階建ての店舗兼主屋は、漆喰塗りの外壁の一部になまこ壁をめぐらしています。
また、東仕込蔵は、1階の内部が広大な土間で貯蔵タンクが並べられています。これら6つの建物が歴史的な景観を形成しているとして高く評価されました。
(井原市文化財センター 柳沢綾子主任)
「今でも酒造りをしている建物なので、昔の当初の形を残しつつ大切に守られている」
一方、笠岡市神島の長鋪家住宅は、江戸末期より代々庄屋を務めた名家の建物で、当時の建築様式を今に伝える貴重な建造物です。今回の登録で、岡山県内にある国の登録有形文化財は109カ所、362件になります。
井原市芳井町の山成酒造は、江戸時代後期から酒造りを始めました。明治に入って火災により建物の大半を焼失しましたが、事業を継続するために直ちに再建、木造2階建ての店舗兼主屋は、漆喰塗りの外壁の一部になまこ壁をめぐらしています。
また、東仕込蔵は、1階の内部が広大な土間で貯蔵タンクが並べられています。これら6つの建物が歴史的な景観を形成しているとして高く評価されました。
(井原市文化財センター 柳沢綾子主任)
「今でも酒造りをしている建物なので、昔の当初の形を残しつつ大切に守られている」
一方、笠岡市神島の長鋪家住宅は、江戸末期より代々庄屋を務めた名家の建物で、当時の建築様式を今に伝える貴重な建造物です。今回の登録で、岡山県内にある国の登録有形文化財は109カ所、362件になります。