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2023.12.11

岡山市では24年3月から「プラスチックごみ」も分別 再生原料化に向け中間処理施設完成【岡山】

岡山市で2024年3月から分別回収が始まるプラスチック資源の中間処理施設が完成し、12月11日、県内の担当者が施設を見学しました。

岡山市は、2022年4月に施行されたプラスチック資源循環促進法に基づき、24年3月から分別回収を始めます。食品トレイや洗剤のボトルなど、今まで燃えるゴミとして焼却されていたものがペットボトルと同様に資源として回収されるものです。

市が中間処理施設を設けるのは今回が初めてで、11日は県内の廃棄物処理業者など約20人が稼働前の施設を見学し、プラスチックゴミが搬入されてから資源となるまでの説明を受けました。

施設では、振動や風を用いて資源を重さで分け、異物を取り除いた後、圧縮・梱包し、リサイクル施設へ運びます。

(岡山市環境事業課 資源循環推進室 吉田章裕さん)
「こちらで選別をしてリサイクル工場に回していくことで、新たなプラスチックの製品の材料になっていくので、そういったものがたくさん集まって、新しい再生原料としての製品ができたら…」

岡山市はSNSやテレビCMなどでPR動画を展開するなどしてプラスチック資源の分別回収について広く周知していくことにしています。