高松市は２０２４年２月頃、屋島の山上で自動運転のバスを活用した実証実験を行うと発表しました。深刻化するドライバー不足の解消につなげたいとしています。

大西市長が１２月２６日の定例会見で明らかにしました。自動運転バスの実証実験は高松市の屋島で行われ、交流拠点施設、「やしまーる」の駐車場と屋島スカイウェイの途中にある展望スペースを結ぶ、往復２キロのルートで運行されます。バスは８人乗りの電気自動車で、時速２０キロで走行します。

高松市によりますと原則、自動運転ですがオペレーターが１人同乗し、緊急の時などは手動に切り替えるということです。

（高松市　大西秀人市長）
「公共交通に関しては運転手不足のというのがある。ことでん・ＪＲの屋島駅から山上駐車場へのシャトルバスは運行しているが、それが自動運転に代替できないか、まず実証実験をする必要がある。これがうまくいけば他にも広がる可能性がある」

実証実験は２０２４年２月頃、１０日間程度行われる予定です。