サッカーＪ２リーグ、ファジアーノ岡山が１月１３日、岡山市内で新体制を発表し、個性豊かな新加入選手らが新シーズンに向け決意を語りました。

（木山隆之監督）
「今年のファジアーノに課せられたミッションはＪ１昇格しかない。全力でやり切っていくシーズンにするので、みなさんの応援よろしくお願いします」

ファジアーノを率いて３シーズン目となる木山隆之監督はサポーターに向けて強い決意を述べました。チームの新戦力が顔をそろえた新体制発表会。中でも注目は…。

（スベンド・ブローダーセン選手）
「ファン・スタッフ・選手と一緒に 新しい歴史を作りたい。J1昇格しましょう」

力強い日本語で意気込みを語ったのは、横浜ＦＣから完全移籍で加入したスベンド・ブローダーセン選手です。シュートストップの技術の高さが持ち味で、東京オリンピックではドイツ代表にも選ばれました。会見ではユーモアあふれる一面も。

（岸下恵介アナウンサー）
「非常に日本語が上手だが どのように話せるようになったか？」

（スベンド・ブローダーセン選手）
「私はスラムダンクのマンガを読んでいた。もちろん日本語の先生がいる。1週間に1回勉強している」

一瞬でサポーターの心をつかんだ新戦力の活躍に期待がかかります。さらに今シーズンは４人のルーキーが新加入。中でもフォワードの太田龍之介選手はファジアーノＵ－１８出身。関東大学サッカー１部で明治大学の優勝に貢献するなど確かな実力を備えたストライカーです。

（太田龍之介選手）
「特長はしなやかさが売りのポストプレーと得点力。今年の目標は2桁得点」

会見後には新ユニホームもお披露目され、チームは悲願のＪ１昇格に向け本格始動しました。