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2024.01.23

雪、降って…“今季一度も営業できない”スキー場ではこの冬一番の寒波でオープンに向け準備【岡山】

この冬一番の強い寒気の影響で、岡山県北部では23日夜から24日にかけて大雪となるおそれがあります。気象台は積雪や交通障害に注意を呼び掛けています。

この雪に期待をかけているのがスキー場です。今シーズン、一度も営業できていない真庭市のスキー場を取材しました。

未明からの雪と、フル稼働する人工降雪機でゲレンデは銀世界となりました。真庭市蒜山本茅部のひるぜんベアバレースキー場です。

(ひるぜんベアバレースキー場 杉村昌彦施設長)
「きのう(1月22日)まで全く雪がない状態で…(Q:地面が見えていた?)全部見えていた」

22日までは平年を大きく上回る気温だった蒜山。12月16日にオープンを予定していたこのスキー場は今シーズン、まだ一度も営業できていません。

これまでオープンが最も遅かったのは4年前の2月8日で、今シーズンは現時点で過去3番目の遅さだということです。

(ひるぜんベアバレースキー場 杉村昌彦施設長)
「寒波に期待している。災害にならないように降ってもらって、準備を進めていきたい」

営業には最低40センチの天然雪が必要で、スキー場は人工降雪機を稼働させながらオープンに向けた準備を進めることにしています。