OHK 8Ch

  • LINE友だち追加

2024.01.26

「“世界一”の選手を目指す」空手道・坪井美佳選手(岡山・操南中2年)【キラキラアスリート】

岡山・香川の頑張っているアマチュアアスリートを応援する「キラキラアスリート」。今回紹介するのは、岡山市北区のジップアリーナ岡山で2023年11月23日に開催された、岡山県小・中学生空手道選手権大会の中学2年女子「組手」で優勝した、坪井美佳選手(秀修館レイ、岡山市立操南中学校)です。

■試合は真剣に、終われば笑顔でグータッチ

中学2年女子「組手」には7人の選手がエントリー。坪井選手は初戦から競技時間59秒を残して6ポイント差をつけ勝利し、幸先のよいスタートを切ります。

決勝は辻唯花選手(桐山塾)との対戦。「距離の取り方が上手く、うかつに攻められない選手」と警戒しながらも、残り43秒からポイントを重ねて勝利しました。仲が良い友達の辻選手とは試合後、笑顔でグータッチ。「仲間たちとやれて楽しかった」と振り返りました。

■「手足の長さ」と「スピード」が武器

幼稚園年長のころ競技を始めた坪井選手。道場での稽古は「先輩方がすごく優しくて、楽しかった」そうです。沢山教えてもらったことが、今の結果につながっているといいます。

身長167cm(取材当時)の恵まれた体格で、「手足の長さ」と「スピード」が持ち味。試合ではその利点を生かし、距離を取って、相手が攻めてきたところをカウンターで反撃します。

■将来は空手道で「世界一の選手」に

目標とする選手は、2023年の「世界空手道選手権大会」日本代表として女子個人・団体組手に出場した齊藤綾夏選手(AGC)。齊藤選手の姿を見て、坪井選手は「世界一の選手」という夢を抱いています。

3月29日から京都府亀岡市で開催される「全国中学生空手道選抜大会」は2年連続の出場。前回は1年女子組手でベスト8に進出しました。「今回は優勝を目指していきたい」と頂点を見据えています。