三豊市の養鶏場で２月５日、高病原性の鳥インフルエンザが疑われる事案が発生しました。香川県が詳しく調べていて、発生が確認されれば県内の養鶏場では今シーズン初めてです。

（中村香月記者）
「鳥インフルエンザが発生したとみられる三豊市の養鶏場です。（５日）午後２時前時点で、白い服を着た作業員の出入りがみられます」

香川県によりますと、三豊市の養鶏場で５日朝、死んだニワトリが増えていると連絡がありました。県が簡易検査したところ、１３羽中１０羽から高病原性鳥インフルエンザウイルスの陽性反応があり、現在、さらに詳しい遺伝子検査が行われています。

これで発生が確認されれば、県は採卵用で飼育されている約７万羽の殺処分など防疫措置を急ぐ方針です。

（香川県　池田豊人知事）
「１日も早く埋却処分までを完了するとともに、移動規制や消毒の徹底を急いで、他の養鶏場への波及を食い止めたい」

発生が確認されれば、県内では今シーズン初めてで、国内では８例目となります。