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2024.02.07

アリーナ建設を求める署名は目標に届かず…約8.5万人分を提出 大森市長の判断は【岡山・岡山市】

岡山市が整備を計画している新しいアリーナの建設を求め、プロスポーツチームと経済界が行った署名は約8万5000人と目標には届かず、2月7日、活動結果が大森市長に報告されました。

岡山商工会議所の松田久会頭らが、1月末までに集まった約8万5000人分の署名を大森市長に手渡し、目標の10万人には届かなかったが、整備を求める県民の熱を感じたと説明しました。

岡山市が整備費約145億円で北区野田に計画している新しいアリーナを巡っては、市が岡山県に対し費用の一部負担を求めていましたが、県からの回答はなく、整備に関する費用を2024年度の当初予算に盛り込むかどうかが懸念されていました。

署名を受け取った大森市長は8万を超える署名を重く受け止め、判断したいとしています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「ジップアリーナも県と市が一緒に作った。その補完的な意味もある。そうしたことから(新アリーナも)岡山県も 一緒になって参画してもらった方がいいという気持ちに変わりはない」

また松田会頭は署名活動の結果を、7日朝、伊原木知事にも説明したことを明らかにしました。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「(署名の)数字を見てもらい、それに対して (伊原木知事は)感想を述べたわけでなく、市に)協力するかどうかに明言したわけでもない」

岡山市は2月中旬までに2024年度の当初予算案をまとめることにしています。