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2024.02.09

中国のEVメーカー「BYD」が中四国初の販売店 高松市に2月10日オープンへ【香川】

電気自動車の販売台数世界一を誇る中国のEVメーカーの販売店が2月10日、中四国で初めて高松市にオープンします。EV普及への追い風になると期待されています。

高松市伏石町に10日オープンする「BYDAUTO高松」。中国・深セン市に本社を置くEVメーカー、「BYD」の販売店で、ショールームを備えた店舗は中四国で初めての出店です。

(中村香月記者)
「販売される電気自動車は。見た目がスタイリッシュでかっこいいですが、魅力の1つが価格の安さなんです」

海を自由に泳ぐイルカを表現したコンパクトEVの「DOLPHIN」は363万円から。人気のSUVタイプで1回の充電で最大470キロ走行できる「ATTO3」は440万円です。

「BYD」は、2022年の電気自動車販売台数が約180万台と、世界一を誇っています。高松市での出店は、1世帯で複数台の車を所有し、住宅の敷地内に駐車スペースがあるなど、充電環境が整う地方でのEV普及の足掛かりになると期待されています。

(BYDAutoJapan 東福寺厚樹 社長)
「四国の中での高松の位置付けは、地域経済圏の中心の1つと考えている。ここでさらにEVの良さを中四国の皆さまに広めてもらえると期待している」

「BYDAUTO高松」は、2024年度、130台の販売を目指すとしています。